2026年7月23日:公開31記事を5つの証拠で監査
「体験を足した」「独自性を意識した」だけでは、他サイトとの違いを説明できません。そこでfukuro-ai.techの公開31記事を取得し、本文に残る証拠を同じ条件で数えました。結果は5項目すべてを満たす記事が7本、3〜4項目が22本、0〜2項目が2本でした。
この監査の目的は点数をよく見せることではなく、「どの記事に、どの種類の証拠が足りないか」を特定することです。判定スクリプト、集計値、弱かった記事名まで残し、次のリライト順を実測データから決めました。
| 2026年7月23日の監査結果 | 件数 | 読み方 |
|---|---|---|
| 公開記事 | 31本 | WordPress REST APIで公開本文を取得 |
| 強い | 7本 | 5項目すべてに本文上の証拠あり |
| 改善中 | 22本 | 3〜4項目に証拠あり |
| 要改善 | 2本 | 0〜2項目に証拠あり |
| 本文内の独自画像 | 39点 | 12記事で確認。ふきだし画像は除外 |

この5項目はGoogleやAdSenseの採点基準ではありません。fukuro-ai.techが公開記事の改善漏れを見つけるために作った保守的な内部監査です。単語や装飾を増やしても独自性は保証されません。実際の画面・数値・判断・失敗・変更結果を、読者が本文から検証できるかを見ます。
独自性を判定した5つの証拠
| 証拠シグナル | 機械判定の目安 | この記事群で確認したもの |
|---|---|---|
| 実測値 | 単位を伴う数値が5件以上 | 日付、時刻、記事数、URL数、画像数、削減率 |
| 本文内の独自画像 | alt付き画像が1点以上 | WordPress・Search Console・メール到達などの実画面。ふきだしは除外 |
| 判断ログ | 判断と実行を示す文が2件以上 | なぜ統合したか、なぜ再申請を止めたか、何を優先したか |
| 失敗ログ | 失敗・不承認・エラー等が2件以上 | 不承認3回、未登録、設定ミス、やり直し |
| 修正前後 | 変更・比較を示す記述が2件以上 | 36本→31本、6本→4本、97.7%削減、旧URL→正規URL |
集計では、実測値が29記事、失敗ログが29記事、判断ログが26記事、修正前後が23記事で確認できました。一方、本文内の独自画像は12記事にとどまりました。文章上の体験は増えても、第三者が目で確かめられる証拠が不足していることが、31記事を同じ条件で並べて初めて見えました。
要改善と判定された2記事を隠さず公開
| 記事 | 監査結果 | 手動確認で見えた次の修正 |
|---|---|---|
| Contact Form 7の設置記事 | 2/5 | 実画面は8枚あり、Gmailへの到達確認もある。ただし、設定を選んだ理由と送信後の判断を本文でもっと明示する |
| 広告・PR表記の記事 | 2/5 | 公開中の5リンクでnofollow・sponsored・noopenerを確認済み。ただし、確認表や実画面がなく、修正前後を第三者が追いにくい |
機械判定は万能ではありません。Contact Form 7の記事には8枚の実画面があり、監査が拾えない証拠もありました。そのため、低い点数をそのまま品質評価にせず、必ず公開本文を手動確認しました。それでも「証拠を置くだけでなく、何を判断できたかまで書く」という改善点は残ります。
5項目そろった7記事の共通点
- WordPress初期設定:実画面5枚と本文容量97.7%削減を同時に残した
- Search ConsoleのURL検査:操作画面、判定結果、次の行動を一続きにした
- 内部リンク監査:31記事・38URLというサイト固有の母数を示した
- SWELL実践レビュー:使ったブロックと読みやすさの判断を画面付きで残した
- 開設1週間レポート:成功だけでなく、作業順と未達も時系列で公開した
- AdSense申請後の記録:審査中・不承認後の確認を申請操作から分離した
- 3回不承認後の改善ログ:再申請を止めた判断と修正履歴を日付入りで残した
7記事の共通点:「詳しく説明した」ことではなく、サイト固有の母数、実画面、迷った判断、失敗、変更後の確認が同じ記事内でつながっています。他サイトにない独自性は、主張ではなく、この再現可能な組み合わせから生まれると判断しました。
次のリライト順も監査結果から決める
- 広告・PR表記の記事:公開5リンクの属性確認を、修正前後の表と実画面で追加する
- Contact Form 7の記事:Gmail到達確認の結果と、設定を選んだ理由を本文へ結び直す
- 3/5の記事群:不足している証拠を一律に増やさず、各記事で最も弱い1種類から補う
このページ自体も監査前は4/5で、本文内の独自画像が0点でした。今回、31記事の集計図と判定方法を追加し、「独自性を高めるべき」という一般論から、「どの記事に何が足りないかを実測した公開レポート」へ役割を変更しました。
この記事でわかること
- 公開31記事を同じ条件で監査した実測結果
- 独自性を本文上の証拠へ置き換える5項目
- 要改善2記事と、手動確認後に決めた修正順
- AIブログがAdSense申請前に確認する一般的な品質項目
AIブログはAdSenseで不利なのか
まず大事なのは、「AIで書いたから即アウト」と決めつけないことです。
Google Search CentralのAI生成コンテンツに関する案内では、コンテンツの作り方そのものよりも、品質や有用性、独自性、E-E-A-Tが重視されると説明されています。また、AIや自動化を使うこと自体がすべてスパムというわけではなく、検索順位操作を主目的にした低品質な自動生成が問題になります。
- 読者の疑問に具体的に答えているか
- 自分の体験や判断が入っているか
- 公式情報や実際の確認結果にもとづいているか
- 読者が次に何をすればよいかわかるか
- サイト全体が信頼できる状態になっているか
AIは、見出しを整理したり、文章を読みやすくしたり、チェックリストを作ったりするのに役立ちます。でも、AIが出した一般論だけをそのまま積み重ねると、どこにでもある記事になりやすいです。
AdSense申請前に見るべきなのは、「AIを使ったか」ではなく、「AIを使ったあとに、人間側の確認・体験・判断を足せているか」です。
AdSense申請前に公式情報で見るポイント
AdSenseの公式ヘルプでは、申請前に自分のコンテンツがポリシーに合っているか、独自で興味深い内容か、サイトのページがAdSenseに適した状態かを確認するよう案内されています。
- プロフィールページが未完成ではないか
- お問い合わせページが使えるか
- プライバシーポリシーや広告・PR表記が整っているか
- トップページやメニューから主要ページへ移動しやすいか
- 記事のテーマがバラバラすぎないか
- コピーや寄せ集めに見える記事がないか
AdSenseは、広告を貼るための仕組みです。だからこそ、広告を貼る前に「このサイトは読者が安心して使えるか」を見る必要があります。
注意:
「記事数が多いから大丈夫」と考えるのは危険です。AdSense申請前は、記事数よりも、読者が安心して読み進められる状態か、未完成に見える場所が残っていないかを優先して確認します。
低価値コンテンツに見えやすいAIブログの特徴
AIを使ったブログで気をつけたいのは、記事がそれっぽく見えてしまうことです。文章は自然。見出しも整っている。チェックリストもある。でも、読んでみると「結局、この人は何を試したのか」が見えない。この状態は、AdSense申請前にはかなり危ないです。
| 見え方 | よくある状態 | 直し方 |
|---|---|---|
| 一般論だけ | どのブログにも書ける内容になっている | 自分の作業ログ、判断、失敗を入れる |
| 体験がない | 実際に使った画面や結果がない | スクリーンショット、確認日、結果を入れる |
| 読者の次の行動がない | 説明だけで終わる | チェックリストや優先順位を入れる |
| サイトが未完成に見える | 未完成メモや空の固定ページが残る | 固定ページを完成文にする |
| 収益化だけが前に出る | 広告やアフィリエイトの話ばかり | 読者の問題解決を先に置く |
AIは文章を整えてくれますが、体験までは勝手に作れません。だから、AIブログほど「自分が何を確認したか」を明確に入れる必要があります。
AIブログ実験室の現在地
申請検討時点では25記事を公開し、WordPress初期設定、Search Console、Analytics、内部リンク、X投稿、収益導線、収益記事、広告・PR表記、お問い合わせフォーム、1週間運営レポートまで記事化しています。
この流れは、AdSense申請前の材料としては悪くありません。単なる記事量産ではなく、実際にブログを作りながら確認した内容を残しているからです。
- お問い合わせページが今も正常に使えるか
- プロフィールや固定ページに未完成表現が残っていないか
- トップページから主要記事へ自然に移動できるか
- 主要記事にnoindexやcanonicalの問題がないか
- Search Consoleで未登録やリダイレクトエラーが出ている記事をどう扱うか
- AIで作った下書きに、自分の体験や判断が十分入っているか
運営メモ:
AIブログ実験室では、記事数だけで申請判断をしません。お問い合わせフォーム、広告・PR表記、収益記事、内部リンク、Search Consoleの状態までそろえてから、申請前チェックに進む方針にしています。
AIブログのAdSense申請前チェックリスト
記事の中身
- AIの一般論だけで終わっていないか
- 自分が実際に試したことが入っているか
- 失敗、迷い、判断理由が書かれているか
- 公式情報や一次情報への参照があるか
- 読者が次にやる作業がわかるか
サイト全体
- プロフィールページが完成しているか
- お問い合わせページが実際に使えるか
- プライバシーポリシーが公開されているか
- 広告・PR表記の方針があるか
- トップページやメニューから主要ページへ移動しやすいか
技術面
- 主要記事が公開URLで表示できるか
- noindexが入っていないか
- canonicalが意図したURLになっているか
- スマホ表示で横スクロールや崩れがないか
- Search Consoleで重要記事の状態を確認しているか
収益化面
- 収益記事と集客記事の役割が分かれているか
- 広告やアフィリエイトより先に読者の問題解決があるか
- PR表記や広告表記がわかりやすいか
- 「稼げる」だけを強調する記事になっていないか
AIを使うなら、人間側の情報を足す
AIブログで差がつくのは、AIに何を書かせるかより、AIの出力に何を足すかです。
- 実際にWordPressで設定した画面
- Search Consoleで出た表示
- 公開後に気づいたミス
- 直した順番
- なぜその判断にしたのか
- 使ってみて困ったこと
- 読者に先に伝えておきたい注意点
AIが作った文章に、こうした運営者の記録を足すと、記事の温度が変わります。「これは一般論をまとめた記事だな」ではなく、「この人は実際にやって、困って、直しているんだな」と伝わるからです。
申請前に直す優先順位
プロフィール、お問い合わせ、プライバシーポリシーに空欄や仮文が残っていないかを確認します。
お問い合わせフォームが送信できるか、広告・PR表記とプライバシーポリシーが現在の運営方針に合っているかを見ます。
初めて来た読者が、主要記事、プロフィール、お問い合わせ、カテゴリ記事へ自然に移動できるかを確認します。
AIが出した一般論だけで終わっていないかを見直し、作業ログ、確認日、失敗、判断理由を追記します。
主要記事が検索対象になっているか、canonicalが意図したURLか、スマホで表や画像が崩れていないかを確認します。
重要記事のインデックス状態、エラー、リダイレクト表示を記録し、申請後に比較できるようにします。
ここまで終えたら、AdSenseにサイトを追加し、所有権確認と審査の流れに進みます。
この順番なら、記事本文だけでなく、サイト全体の未完成感を減らせます。特に、固定ページと導線は後回しにしがちです。でも、読者から見ると、プロフィールやお問い合わせが整っているかどうかは信頼感に直結します。
参考にした公式情報
- Google Search’s guidance about AI-generated content
- Top ways to ensure your content performs well in Google’s AI experiences on Search
- Eligibility requirements for AdSense
- Make sure that your site’s pages are ready for AdSense
申請前によくある質問
- AIで書いた記事があると、それだけでAdSense審査に落ちますか?
-
それだけで判断するより、記事が読者の役に立つ独自の内容になっているかを見ます。AIで整えた文章でも、実体験、確認結果、判断理由が入っていれば、一般論だけの記事より価値を出しやすくなります。
- 何記事あれば申請してよいですか?
-
記事数だけで決めません。少ない記事数でも、固定ページ、導線、独自性、ポリシー対応が整っていれば検討できます。逆に、記事数が多くても未完成ページや薄い記事が目立つなら先に直します。
- 申請前に一番先に直すならどこですか?
-
まずは固定ページと導線です。プロフィール、お問い合わせ、プライバシーポリシー、トップページの見え方が整うと、サイト全体の未完成感を減らせます。
あわせて読みたい:
AIブログが低価値コンテンツに見えないかを確認したあとは、実際にAdSense審査で落ちたあとに何を直したかも見ておくと、再審査前の点検がしやすくなります。
まとめ:AIブログは、体験と確認を足してから申請する
AIブログだからAdSense審査に通らない、と決めつける必要はありません。大事なのは、AIを使った記事が、読者にとって独自で役に立つ内容になっているかです。
公式情報を見ても、品質、独自性、読者体験、ポリシー準拠、サイト全体の使いやすさが重要だとわかります。
申請検討時点は25記事でしたが、現在は重複記事を統合した31記事で再審査前の確認を進めています。特にSWELLを使った記事整備の実体験や収益化前の導線づくりは、AIブログの一次情報として使えます。ただし、申請前には、固定ページ、導線、主要記事の独自性、Search Consoleの状態をもう一度確認したいです。
AIで記事を書く。人間が実際に試す。結果を記録する。読者が次に動ける形に整える。
この流れができていれば、AIブログでも「低価値コンテンツ」に見えにくくなります。まずは申請前チェックを終える。そのうえでAdSenseに申請し、結果も運営ログとして残す。この順番で進めるのが、今のAIブログ実験室には合っていると判断しました。
